去勢手術後や皮膚トラブルがある場合などに幹部を舐めることを防止するえりざべすか
首周りを覆うので猫にストレスをかけずに普段どうりの生活ができるように、素材は軽くて柔らかい物を選んであげる事が大切です。
エリザベスカラーはどんな時に必要？
猫用エリザベスカラーは、怪我をしたり手術をした時に首周りに付けて、傷口を舐めたりするのを
防ぐ効果があります。
猫は本能で傷口を舐めて治そうとします。しかし、傷口を舐めることで傷などの症状が悪化してしまいます。
また、傷口の外用薬を舐めてしまうのも危険です。
猫用エリザベスカラーの選び方
猫用エリザベスカラーはサイズ選びが大切です。
少しでも快適に過ごせるように猫の首周りの長さを測り、ぴったりサイズの物を選ぶようにしましょう。
あまりピッタリサイズにしすぎると猫に負担がかかるので、人間の指が1〜2本入るくらいのゆとりを持たせましょう。
首回りのサイズを測るときはメジャーを使って測ります。首回りの一番細い部分で測ります。
猫が嫌がって暴れてしまう場合は伸縮性がない糸を使い長さを測ると良いでしょう。
1.ストレスがかからない素材を選ぼう
ほとんどの商品がそうですが首回りの素材は擦れたり、猫を傷つけないコットンのものがオススメです。
また、カラーの部分は色がついているものや、歪な形をしているものではなく猫の視野を遮らない透明なものがオススメです。
最近では可愛らしいデザインのぬいぐるみのようなエリザベスカラーをよく見かけますが、愛猫のことを考えるのであれば、おしゃれなデザインよりも軽さを重要視しましょう。
2.脱着しやすく外れにくい商品を選ぼう
飼い主さんが着脱を簡単にできて、猫が自分で外せないエリザベスカラーを選びましょう。
着脱部分はボタンタイプ、紐で縛るタイプ、マジックテープなどがありますが強力なマジックテープがもっともオススメです。
愛猫の首周りにピッタリフィットすることで自分では外しにくくなるので、マジックテープでサイズ調整がある程度可能な商品を選んでいおけば間違い無いでしょう。
3.視界を遮らない商品を選ぼう
エリザベスカラーを装着している時に猫の視界を良くするために半透明の物よりクリアで猫から周りが見えやすい素材を選びましょう。
クリア素材にするのはとても大切で、見えにくい物だと猫が物や家具などにぶつかってしまいます。
猫が周りを見ることが出来るだけで安心感にもつながります。
4.飲食しやすい商品を選ぼう
エリザベスカラーの幅が広い物は全体の舐めるのを防ぐことはできますが、飲食はとても不便になります。
普段通りに飲食できる商品を選んであげましょう。
寝るときやお留守番中も付けていて大丈夫？
飼い主が寝ている時でもエリザベスカラーは付けたままにしましょう。
この時に愛猫の睡眠を妨げないように柔らかい素材を選んであげましょう。
お留守番中はできるだけ段差の少ない部屋で高さのある家具などが置いてないお部屋でお留守番をしてもらいましょう。
激しい運動などをして傷口が広がることもあるからです。
エリザベスカラーを嫌がる場合
愛猫がエリザベスカラーを嫌がるのは、首回りに重い物が付いて嫌だったり、周りが見えにくいなど、様々です。
そんなエリザベスカラーを付けていても快適に過ごせる様に普段の生活を飼い主さんがサポートしてあげましょう。
食べやすい・飲みやすい食器に変える
エリザベスカラーをつけたままの食事は普段とは違います。
食器を台に置いたり、足付きのボウルを使うなどして高さを出してあげましょう。
猫の代わりにグルーミングする
普段通りにグルーミングができない愛猫に変わって飼い主さんがグルーミングしてあげましょう。
蒸しタオルを使って耳やお尻を優しく拭いてあげてください。
屋根がないトイレにする
屋根付きトイレを使っている場合は屋根をあらかじめ外しておきましょう。
エリザベスカラーを付けたままで出入りがしにくく引っかかる事もあるからです。
猫が生活しやすい導線を作る
エリザベスカラーをぶつける時の衝撃は大きいです。
ドアを開けたままにしたり、あらかじめぶつかりやすい物は歩きやすく整えてあげましょう。
どうしてもダメなら術後服を試す
エリザベスカラーを嫌がる場合は、術後服を着せる方法もあります。
怪我や術後の傷を舐めるのを防ぐこともできます。
おしゃれな物を選ぶより動きやすい素材で、しっかりと患部を守れる物を選んであげましょう。
エリザベスカラーは手作りで代用できる？
猫用エリザベスカラーを手作りする事も可能です。
厚紙やクリアファイルなどを使って作成することもできます。
ただ、あくまでも一時的な物として使うことをオススメします。
大切な愛猫には快適でしっかりしたエリザベスカラーを使いましょう。
まとめ
エリザベスカラーは猫にとってはストレスになってしまいますが、術後や、傷などを悪化させないためにとても大切な物です。
普段通りには行かない事が多いので、飼い主さんはしっかりとサポートしてあげましょう。
ご飯を食べやすくするために高さを付けたり、物がぶつからないように環境を変えてあげる事が大切です。
エリザベスカラーを使っても愛猫と楽しく快適に過ごせるように対処してあげましょう
